Macの音声入力ショートカット:確認・変更と、効かないときの対処
macOS標準の音声入力は、キーやキーの組み合わせを押して始められます。その設定は「キーボード」設定の「音声入力」にあります。このページでは、Appleが案内している選択肢、好きな組み合わせへの変更方法、ショートカットを無効にする方法、押しても反応しないときやSiriが起動するときの確認点をまとめました。
確認した環境:Appleの日本語サポート文書(macOS Tahoe 26とmacOS 27)を2026年10月9日に確認した内容です。実機での検証結果は含みません。
結論
Macの音声入力のショートカットは、アップルメニューから「システム設定」を開き、「キーボード」の「音声入力」にある「ショートカット」で確認・変更します。ファンクションキーの列にマイクキーがあるキーボードでは、マイクキーを押してすぐ放すと音声入力が始まります(押したままにするとSiriが起動します)。Appleはメニューの選択肢として「Fn(ファンクション)キーを2回押す」を挙げており、一覧にない組み合わせは「カスタマイズ」で設定できます。また、Appleのキーボードショートカット一覧には、fn + Dで音声入力を開始/停止できると記載されています。どのショートカットも、「音声入力」がオンで、「音声コントロール」がオフのときに使えます。
ショートカット早見表
| 操作 | macOS標準の音声入力 | Dictivo(当サイトの製品) |
|---|---|---|
| 開始 | マイクキーを押してすぐ放す、設定したショートカット、fn + D、または「編集」→「音声入力を開始」 | 初期設定はMacがCmd+Shift+Space、WindowsがCtrl+Shift+Space(変更できます) |
| 終了 | Escapeキー、マイクキー、設定したショートカット、またはfn + D。30秒間声が検出されないと自動で止まります | もう一度ショートカットを押す(押している間だけ録音する設定なら、キーを放す) |
| ショートカットを変更 | 「システム設定」→「キーボード」→「音声入力」→「ショートカット」 | Dictivoの「設定」→「ホットキー」 |
| 改行 | 「次の行」または「次の段落」と言う | - |
| 直前の文字起こしを貼り付け | - | 初期設定はMacがCmd+Shift+V、WindowsがCtrl+Shift+V |
ショートカットの設定場所とメニューの選択肢
アップルメニューから「システム設定」を開き、サイドバーの「キーボード」をクリックします(下にスクロールする必要がある場合があります)。「音声入力」の項目にある「ショートカット」のポップアップメニューで、音声入力を始めるショートカットを選びます。
Appleのヘルプが選択肢として名前を挙げているのは、「Fn(ファンクション)キーを2回押す」と、一覧にない組み合わせを作る「カスタマイズ」の2つです。ほかにどの選択肢が表示されるかはMacの機種とmacOSのバージョンによって異なるため、お使いのMacのメニューで確認してください。
ファンクションキーの列にマイクキーがあるキーボードでは、ショートカットとは別に、マイクキーでも音声入力を始められます。
ショートカットを変更する(好きな組み合わせにする)
- 「システム設定」→「キーボード」で「音声入力」に移動します。オフになっていればオンにします。初めてオンにするときは「有効にする」をクリックします。
- 「ショートカット」のポップアップメニューをクリックし、使いたいショートカットを選びます。
- 一覧にない組み合わせにしたいときは「カスタマイズ」を選び、使いたいキーを押します。Appleの例はOption+Zキーです。
ショートカットを選ぶと、Macの機種によっては「キーボード」設定の「fnキーを押して」(または「地球儀キーを押して」)の設定が自動で変わります。たとえば「Fn(ファンクション)キーを2回押す」を選ぶと、この設定は「音声入力を開始(Fnキーを2回押す)」になります。
マイクキー・fnキー・地球儀キーとfn + D
マイクキーは、キーボードのファンクションキーの列にある場合に使えます。押してすぐ放すと音声入力が始まり、押したままにするとSiriが起動します(Siriが有効な場合)。
「キーボード」設定の「fnキーを押して」(または「地球儀キーを押して」)で「音声入力を開始」を選ぶと、そのキーを2回押したときに音声入力が始まります。ほかの選択肢は「入力ソースを変更」「絵文字と記号を表示」「何もしない」です。
Appleの「Macのキーボードショートカット」には「fn + D:音声入力を開始/停止します」と記載されています。同じ箇所に、「キーボード」設定で別の音声入力のショートカットを設定できる場合がある、とも書かれています。
複数の言語で音声入力する場合は、音声入力中にカーソルの横に表示される言語をクリックするか、地球儀キー(ある場合)を押して、使う言語を選べます。
ショートカットを無効にしたい・勝手に起動する
意図せず音声入力が始まるときは、「ショートカット」を普段押さない組み合わせに変えます。「カスタマイズ」を選んでから使いたいキーを押すと、一覧にない組み合わせも設定できます。
fnキー(地球儀キー)を2回押したときに起動してしまう場合は、「キーボード」設定の「fnキーを押して」(または「地球儀キーを押して」)で「音声入力を開始」以外を選びます。
音声入力そのものを使わないなら、「キーボード」設定で「音声入力」をオフにします。オフにすれば、ショートカットで起動することもなくなります。
押しても反応しない・Siriが起動するとき
- 「システム設定」→「キーボード」で「音声入力」がオンか確認します。初めてオンにするときは「有効にする」をクリックします。
- 「ショートカット」で選んでいるキーと、実際に押しているキーが同じか確認します。
- 「システム設定」→「アクセシビリティ」→「音声コントロール」がオンならオフにします。オンの間は、標準の音声入力は使えません。
- マイクキーでSiriが起動するのは、キーを押したままにしているためです。押してすぐ放してください。
- 文字を入れたい場所をクリックして、カーソルを置いてからショートカットを押します。
- メニューバーの「編集」→「音声入力を開始」で始まるなら、音声入力そのものは動いていて、原因はショートカットの設定です。アプリによっては、この項目がメニューに表示されないことがあります。
- 別のアプリが同じキーの組み合わせを使っていないかも確認し、重なっていれば、どちらかのショートカットを変えます。
ショートカットを使わずに開始・終了する
文字を入れたい場所をクリックし、メニューバーの「編集」→「音声入力を開始」を選びます。アプリによっては、この項目が表示されないことがあります。
終了するときは、Escapeキー、マイクキー(ある場合)、または音声入力のショートカットを押します。話せる長さに上限やタイムアウトはありませんが、30秒間声が検出されないと自動で止まります。
音声入力中に使えるコマンド
次のコマンドは、音声入力中いつでも使えます。改行するときは「次の行」(Returnキーを1回押すのと同じ)、段落を分けるときは「次の段落」(Returnキーを2回押すのと同じ)と言います。改行は、音声入力を終えた時点で表示されます。
記号は「感嘆符」のように名前で言います。「ハートの絵文字」のように、絵文字の名前を言って入力することもできます。
日本語(日本)は、話している間に句読点が自動で入る「自動句読点」の対象です。不要なら「キーボード」→「音声入力」で「自動句読点」をオフにします。
Dictivoのショートカット
ここからは当サイトの製品の案内です。Dictivoは、macOS標準の音声入力とは別の音声入力アプリで、ショートカットも「キーボード」設定ではなくDictivoの中で設定します。初期設定はMacがCmd+Shift+Space、WindowsがCtrl+Shift+Spaceです。1回押すと録音が始まり、もう一度押すと止まります。キーを押している間だけ録音する方式にも切り替えられます。
直前の文字起こしをもう一度貼り付けるショートカットもあり、初期設定はMacがCmd+Shift+V、WindowsがCtrl+Shift+Vです。どちらも、Dictivoの「設定」→「ホットキー」(英語表示ではSettings → Hotkeys)で変更できます。
Dictivoのショートカットと、macOSの音声入力のショートカットは別々の設定で、片方を変えてももう片方は変わりません。両方を使うなら、違うキーにしてください。文字起こしが終わると、Dictivoは使っているアプリに文字を貼り付けます。
普段の作業で試してから選ぶ
すべてのLocalモデルを14日間、カードやDictivoアカウントなしで試せます。モデルをダウンロードし、短いメールやメモを話して、普段使うアプリで文字を確認してください。同じ文章と操作で比較してから乗り換えましょう。
よくある質問
01 Macの音声入力のショートカットは何ですか?
キーボードとmacOSのバージョンによって異なり、Appleのヘルプは一つの初期設定を明記していません。お使いのMacの設定は「システム設定」→「キーボード」→「音声入力」の「ショートカット」で確認できます。ファンクションキーの列にマイクキーがあれば、押してすぐ放すと始まります。Appleのキーボードショートカット一覧では、fn + Dでも開始/停止できるとされています。
02 ショートカットはどこで変更できますか?
アップルメニューから「システム設定」を開き、「キーボード」の「音声入力」で「ショートカット」のポップアップメニューをクリックして、別の項目を選びます。
03 好きなキーの組み合わせにできますか?
できます。「ショートカット」で「カスタマイズ」を選び、使いたいキーを押します。Appleの例はOption+Zキーです。
04 マイクキーを押すとSiriが起動するのはなぜですか?
マイクキーを押したままにすると、Siriが起動します(Siriが有効な場合)。音声入力を始めるときは、押してすぐ放してください。
05 音声入力のショートカットを無効にできますか?
音声入力を使わないなら、「キーボード」設定で「音声入力」をオフにします。音声入力は使いたいが誤って起動してしまう場合は、「カスタマイズ」で普段押さない組み合わせに変えます。fnキーを2回押して起動してしまうなら、「fnキーを押して」の設定を「音声入力を開始」以外にします。
06 マイクキーはどこにありますか?
マイクキーがあるキーボードでは、ファンクションキーの列にあります。Apple製の多くのキーボードでは、いちばん上の列です。マイクキーがない場合は、「ショートカット」で選んだキーかfn + Dを使います。
07 DictivoのショートカットはmacOSの音声入力と同じですか?
いいえ。当サイトの製品であるDictivoは独自のショートカット(初期設定はMacがCmd+Shift+Space、WindowsがCtrl+Shift+Space)を使い、Dictivoの「設定」→「ホットキー」で変更します。片方を変えても、もう片方は変わりません。
参考資料(公式情報)
- Apple サポート:Macでメッセージや書類を音声入力する(2026-10-09確認)
- Apple サポート:Macの「キーボード」設定(2026-10-09確認)
- Apple サポート:Macのキーボードショートカット(2026-10-09確認)
- Apple サポート:Macの音声入力が正常に動作しない場合(2026-10-09確認)
- Apple サポート:音声コントロールコマンドを使ってMacを操作する(2026-10-09確認)
- Apple サポート:Macでテキストの音声入力に使えるコマンド(2026-10-09確認)
- Apple:macOSで利用できる機能(音声入力)(2026-10-09確認)