Macで音声入力できないときの直し方
macOS標準の音声入力が動かないときに、どこから確認すればよいかを症状別にまとめました。設定の場所と名前は、Appleの日本語サポート文書に合わせています。
確認した環境:Appleの日本語サポート文書(macOS Tahoe 26とmacOS 27)の記載に基づいています。
まず確認する3つのこと
まず「システム設定」の「キーボード」で、「音声入力」がオンになっているか、「マイクの入力元」が使っているマイクになっているかを確認します。次に「アクセシビリティ」の「音声コントロール」がオフかを見てください。音声コントロールがオンの間は、macOS標準の音声入力は使えません。
マイクのアイコンは出るのに文字が入らない
アイコンが出ているなら、音声入力そのものは始まっています。声がMacに届いていないか、話している言語と設定が合っていない可能性があります。
- 「システム設定」→「キーボード」→「音声入力」の「マイクの入力元」で、使っているマイクを選びます。「自動」のままで反応しないときは、内蔵マイクや接続中のヘッドセットを直接選んで試します。
- 「システム設定」→「サウンド」→「入力」で同じマイクを選び、「入力音量」のスライダを上げます。
- 「キーボード」→「音声入力」の「言語」で、日本語が選ばれているか確認します。
- マイクを手や服でふさいでいないか、周りの音が大きすぎないかを確認します。騒がしい場所では、ヘッドセットのマイクが役に立ちます。
ショートカットを押しても何も起きない
- 「システム設定」→「キーボード」で「音声入力」がオンか確認します。初めてオンにするときは「有効にする」をクリックします。
- 文字を入れたい場所をクリックしてから、メニューバーの「編集」→「音声入力を開始」を選びます。これで始まるなら、原因はショートカットの設定です。アプリによっては、この項目がメニューに表示されないことがあります。
- 「音声入力」の「ショートカット」で、使うキーを選び直します。一覧にない組み合わせは「カスタマイズ」で設定できます。
- マイクキーは、押してすぐ放すと音声入力、押したままにするとSiriが起動します。
- 「システム設定」→「アクセシビリティ」→「音声コントロール」がオンなら、オフにします。オンの間は標準の音声入力を使えません。
- 別のアプリが同じキーの組み合わせを使っていないかも確認します。
ショートカットを選び直すと、機種によっては「キーボード」設定にあるFnキー(地球儀キー)の動作の設定も自動で変わります。Fnキーの動きが変わったと感じたら、そちらも確認してください。
話している途中で止まる
音声入力には、話せる長さの上限やタイムアウトはありません。ただし、30秒間声が検出されないと自動で止まります。考えながら話していて止まったときは、同じ操作でもう一度始めてください。
インターネット接続が必要かどうかと、音声がMac上で処理されるかどうかは、「キーボード」設定の「音声入力」に表示される説明で確認できます(音声入力がオンのときに表示されます)。接続が必要な状態なら、ネットワークが切れると使えません。
句読点や改行が入らない
日本語(日本)は、話している間に句読点が自動で入る「自動句読点」の対象言語です。入らないときは「キーボード」→「音声入力」の「自動句読点」の設定を確認します。自動で入るのが邪魔なら、ここでオフにできます。
改行するときは「次の行」、段落を分けるときは「次の段落」と言います。改行は、音声入力を終えた時点で反映されます。
記号を声で入れるときは、「感嘆符」のように記号の名前を言います。使えるコマンドの一覧は、Appleの「Macでテキストの音声入力に使えるコマンド」にあります。
日本語が別の言語で入力される
- 「キーボード」→「音声入力」で「言語」の横の「編集」をクリックし、「日本語(日本)」を選びます。
- 複数の言語を設定している場合は、音声入力中にカーソルの横に出る言語の表示をクリックして切り替えます。地球儀キーのあるMacでは、地球儀キーを押して選ぶこともできます。
特定のアプリだけで使えない
まず「メモ」など別のアプリで試し、Mac全体の問題か、そのアプリだけの問題かを分けます。文字を入れたい場所をクリックして、カーソルが点滅している状態で始めることも確認します。
Googleドキュメントには独自の音声入力があり、「ツール」→「音声入力」から使えます。Googleのヘルプでは、最新のChrome、Edge、Safariで動作するとされています。
WordやChatGPTのように、アプリ側に音声入力の機能がある場合は、そのアプリのヘルプも確認してください。
勝手に起動する・オフにしたい
意図せず起動してしまうときは、「キーボード」→「音声入力」の「ショートカット」を、普段は押さない組み合わせに変えます。「カスタマイズ」を選んでから使いたいキーを押すと、一覧にない組み合わせも設定できます。
音声入力をまったく使わないなら、「キーボード」の「音声入力」をオフにします。
それでも直らないとき
- 「音声入力」をいったんオフにして、もう一度オンにします。
- Macを再起動します。
- macOSを最新のバージョンに更新します。
- 改善しない場合は、Appleサポートに問い合わせます。
標準の音声入力で解決しないとき
ここからは当サイトの製品の案内です。Dictivoは、ショートカットで録音し、Mac上のモデルで文字にしてから、入力先のアプリに貼り付けるアプリです。macOS標準の音声入力とは別の仕組みで、Dictivo独自のショートカット(Macの初期設定はCmd+Shift+Space)で操作します。
ただし、Macがマイクを認識していない場合は、Dictivoでも入力できません。標準の音声入力で用が足りるなら、追加のアプリは必要ありません。
普段の作業で試してから選ぶ
すべてのLocalモデルを14日間、カードやDictivoアカウントなしで試せます。モデルをダウンロードし、短いメールやメモを話して、普段使うアプリで文字を確認してください。同じ文章と操作で比較してから乗り換えましょう。
よくある質問
01 Macの音声入力はどこでオンにしますか?
アップルメニューから「システム設定」を開き、「キーボード」の「音声入力」でオンにします。初めてのときは「有効にする」をクリックします。
02 音声入力が途中で止まるのはなぜですか?
30秒間声が検出されないと、自動で止まります。話せる長さや時間に上限はありません。
03 音声コントロールと音声入力は同時に使えますか?
使えません。音声コントロールがオンの間は、音声コントロールで文字を入力します。標準の音声入力を使うには、「アクセシビリティ」の「音声コントロール」をオフにします。
04 日本語の句読点は自動で入りますか?
日本語(日本)は自動句読点の対象言語です。自動で入れたくない場合は、「キーボード」→「音声入力」の「自動句読点」をオフにします。
05 改行はどうやって入れますか?
「次の行」と言うと改行、「次の段落」と言うと段落が分かれます。音声入力を終えた時点で反映されます。
06 インターネットなしで使えますか?
Appleは、日本語(日本)を「デバイス上でのモードレスな音声入力」の対象言語にしています。お使いのMacで音声がMac上で処理されるかは、「キーボード」設定の「音声入力」に表示される説明で確認できます。